ブスのあれこれ

街を歩くと美女をよく見かける。

髪の毛を巻いて化粧をして可愛い格好をして、女子です!!!メスです!!!ってオーラを出しながら歩いてる。それを見ながらうほうほと吠えるのが私のようなブスだ。

 

今回はそんなゴリラについて書こうと思う。

 

 

世の中顔面だろ?って思うことはよくある。

同じことを言うにしても美女が言うのとブスが言うのでは重みや説得力がちがうし。

あいつと私は同じ制服を着ているのにどうしてあっちの方が可愛いんだ!と思うことは学生時代毎日思った。やっぱ顔だわ。この結論以外何者でもねえ。

 

 

美女には分からんと思うが、ブスは頑張ってる、大変なんだ。

大変というか、ブスの悩みというか、ブスで困るというか。

 

 

こういうと、「そんなことないよ!ブスじゃないよ!誰がそんなこと言ったの?」などと美女からお言葉をかけられることが…ない。ないよ。美女の友達ですら私のことをブスだと思って「私ブスだから」と言っても黙ってるの。いやお前!!そこは「そんなことないよ!」の一言くらい言ってくれよ!!いや、言われても「お前に言われたくねえ!」って言い返すと思うけど、でも私だって可愛いとか言われたいし、可愛いでなくても「そんなことないよ!ブスじゃないよ!」の一言くらい欲しいんだわ!!!!

 

 

美女への僻みは脳みそが働かなくてもすらすら出てくるから不思議だ。

 

 

そして本題、ブスが大変ということだったな。

 

まず一つ目、化粧。

 

 

ブス故に化粧をした方が可愛くなる!と思うのだが、じゃあいざ自分が化粧してみるとあら不思議、キンモ!!!!なにこいつキモ!!と、阿鼻叫喚。

 

いやね、可愛くなると思ったのよ。化粧すれば可愛くなると思ってるから、当然のように可愛くなると思ったのよ。でも違った。魔法はかからなかった。シンデレラはきっと元が良かったから魔法がかかったんだ。私のようなブスには魔法すらかからない。ビビディバビディブーなんて誰も言ってくれない。

 

化粧の仕方が悪いとかじゃないはずなの。「いいじゃん」とか褒められはするの。でもなんかキモい。か、可愛い???これは可愛い??いやでも私の顔じゃなくね??なんか…え、これ可愛いの???みたいな。

普段見てるブスの自分がなんか化粧の真似事をしてる、って感想しか出てこない。化粧をかた自分が可愛いのかすら理解できない。化粧した自分の顔を鏡で直視できない。化粧を落とした後のスッピンを鏡でみると、「あ、よかった!私だ!!さっきよりキモくない!」って安心するからブスなんだろうな。

 

 

 

二つ目、写真。

 

 

自撮りは当然可愛くない。必死で角度作って光をあてて、漸くマシな顔になるレベル。だがまあ許す。自撮りは許す。なんせ自撮りだから。

許されねえのは証明写真だ。

なんだあの機械は。喧嘩売ってんのか。もうちょっと可愛く撮れや。くっきりブスを写してんじゃねえよ、いくら払ったと思ったんだ。プリクラより高いんだぞ。プリクラの方がまだ良い働きしてんぞ。プリクラの倍払ってこの程度の写りかよ。ぶっ◯すぞ!!!

 

学生証、免許証、履歴書、たくさん使用用途がありますね。なのに!!!なんでブスを緩和してくれないの!!!!少しくらいブスに優しくしてくれたっていいじゃない!!!

どうして髪の毛一本までクリアに撮るの!?!?髪の毛までブスだってことがバレるじゃん!!!

 

可愛い子は証明写真すら可愛いのに……どうして私は……誰にも見せられねえ。

警察に免許証出せって言われたときどうしよう…恥ずかしすぎて逃亡するかもよ。ブスが原因で逃走…それがニュースに流れる。なんて恥ずかしいんだ。ブスは法も犯してしまうのか!

 

とにかく写真が嫌い。他撮りはもう全部ブス。自撮りなら何度でも撮り直せるが他撮りはそうはいかない。もう一回!もう一回!がない。そして悲しいことに、その他撮りは友達のSNSに載せられ、知らない人にまで自分のブス加減を知らしめることとなる。それを載せた友達は可愛い。当然だ、その友達が厳選して載せたのだからその子が可愛くとれてるに決まってる。その横で笑うブス。公開処刑だ。

 

 

 

三つ目、先生からの評価。

 

 

幼い頃は大人が常に正しいと思っていた。親や先生など立場が上の人間の言うことは正しいと信じきっていた。それがどうだろう、中学生、高校生と歳を重ねるにつれ、厳しい現実に気づいてしまう。

 

中学生の頃、大人しめだった自分はふと気付いた。どうして授業中騒いでいるギャル達が可愛がられて、私には目もくれないのだろうと。まあこれはただ単に先生と接する機会の問題だからよしとしよう。許せないのは、ギャル達が私を公開いじめしたときだ。先生は当然聞こえているし知っているだろうに、助けてはくれなかったことだ。これが決定打となった。

あ、先生って常に正しいと思ってたけど、強い者には巻かれる人間なのだと。なるほど、これが教師という職業かと。

 

そして高校生のとき。このとき私は静かにひっそり生きていたので、いじめられた!ということはなかった。だが、ギャルめのクラスメイトに対する態度と、ブス陰キャに対する態度全く違った。両者の容姿や性格は真逆で、扱いに差が生じるのは、まあ、人間的といえばそうなのだが差がでかいのは問題だ。

 

ギャルとブスが同じ失態をしたのだ。そのとき、ギャルに対する先生の反応は「わはは、そんなこともあるか。次からは気をつけろよ」とにこにこ笑顔。しかしブスに対する反応は「何やってんだ!きちんとしろよ!分かってるのか!?」と真顔で激怒。

これにはブスも愚痴をこぼしていた。

この先生は中年のオヤジだったのだが、ブスへの叱責は少し可哀想と思わなくもなかったが私の嫌いな奴だったのでそこまで可哀想とは思わなかった。すまん。

 

そして大学。これはマジで腹が立った。

授業中に帰ろうと席を立ったが、(これはこれでマナーがないと思うが価値のない授業だったのでつい)そうしたら「何帰ろうとしてるんだ!!認めんぞ!!座れ!!」と激おこになられ、渋々席に座った。

しかし、これとまったく同じことを別の日にパリピがやったのだ。するとどうだろう、何も言わないではないか。はあああん!?!?おい!!!なんだよクソジジイ!!!てめえあんだけ私にはブツブツ文句言って激怒してきたくせに可愛いパリピには何も言わんのかい!!!クソが!!◯ね!!!

 

なんで私はダメなんだ!!顔か?やはり顔か???てめえもブスのくせに!!!その汚ねえ鼻毛どうにかして出直せハゲ!!

 

とまあ私もキレてしまうわけよ。

クソつまんねえ授業だけど必須なわけ。初回でクソだなと思ったから2回目からは教科書さえ買わなかったわ。ただ教科書読むだけでなんの意味もねえ授業だったな。

 

そんで、私が授業中に帰ったのがマナーがなってないってことは自覚済みで、怒られたのはまあ仕方ないかなと思ってたの。クソ腹立つけど思ってた。でもね、でもね、さすがクソジジイ。マナーがなってないの。授業中に教科書を生徒に読ませるんだけど、そいつ生徒に読ませたまま教室を出て行ったの。生徒はどこまで読めばいいか分からないままずっと読み続ける。教室中「え?どうするの?あの子ずっと読むの?」状態。

結局戻ってきたけど、どこへ行ってたのか言わないし、「どこまで読みました?あぁ、じゃあもういいです」みたいな。んん???おや???お前、あんとき私に散々「社会人になるならばそんなことは許されません」みたいな説教したくせに当の社会人もなかなかですね。自分が読ませたのに放置して徘徊ですか。ははぁ、さすが社会人ですね。

 

私の中でそいつの存在がう◯こ以下になった。

 

 

 

話が逸れた、戻そう。

 

 

 

四つ目、友達にブスと言われて反論ができない。

 

 

友達に「ブス!」と冗談交じりに罵られるも反論できない。否定できない。「そんなことない!」とこちらも冗談交じりに返せばいいのだろうが、なかなかできない。

ブスだと自覚しているので嘘でも自分可愛いというセリフが言えない。

 

ブス!と言ってくる友達もそんなに可愛いと思わないが本人が自分を可愛いと思ってるため、ブスと言えない。自分を可愛いと思ってる人にブスだなんて、とても可哀想だ。微妙だよ、とも言えないし。結局返す言葉がない。

 

でも前までは「確かに貴方の方が可愛いかも」って、思ってたんだよね。

一種の洗脳??

 

「私は可愛い、お前はブス」と会う度に言われると「そうなのかも」と私の頭の中で変換されていく。

だから私も前まではこの友達が可愛いものだと思ってたんだけど、別の友達に伝えてみると、「え?これブスだぞ?お前大丈夫か?」と真顔で言われた。本気で心配そうに聞いてくるものだから、「あっ、えっ、あっ、や、痩せたら可愛い…かな!」みたいなことを言ってしまった。

そうか、あの子は可愛くないのか。と、初めて知った瞬間だった。

三者の意見って本当に大事なんだな。

 

だがブスにブスと言われようが美女にブスと言われようが私がブスの事実は変わらない。

 

 

 

五つ目、着る服が制限される。

 

 

可愛い顔なら、どんな服も似合うだろう。個性的な服もシンプルな服もささっと着こなせるだろう。

しかしブスは違う。毎日毎日服を吟味し、これは似合うか?いやブスが増すだけだ。じゃあこっち?なんかコスプレ感があるな。

などと必死に鏡とにらめっこして時間をかけて吟味する。

最初の頃はこうやって可愛げのあることをしていたのだが、時間が経つにつれどうでもよくなる。

 

似合わない服が多いんだからシンプルにいこう。よし無地だ。

無地はいいぞ。悩まない。上下どちらかに黒か白の無地を入れておけば間違わない。どれも正解に変わってしまう。

柄物は着にくい。ブスに合うものと合わないものがあるからだ。チェックは地味さを増してくれやがるが、花柄は女装感が強くなるかおばさんに見えてしまう。

無地は最強だ。真実はいつも一つ。

 

 

 

以上は私の経験上の話だ。

 

次は聞いた話を書いていく。

男子高校生が話していたこと、友達が言っていたことをそのまま書いていくとする。

 

 

 

一つ目、ブスはストローで飲むな。

 

 

これは私が高校生のときにクラスメイトの男子が話していた。

どうやらブスがストローで飲み物を飲むと、よりブスに見えるらしい。とんでもない話だ。我々は悪くない。だって買ったものにストローがついてるんですもの。

可愛い子がストローで飲むと可愛い!!となるが、ブスがストローで飲むのは許されないらしい。がぶ飲みしろと言うのか。それはそれで品がないとか言うくせに、とんでもないな。

 

 

二つ目、ブスは肌くらい綺麗でいろ。

 

 

自称ブスの友達曰く、「可愛い子はニキビがあっても、肌が汚くても可愛い。元が可愛いから肌は関係ない」と。確かに同感だ。可愛い子はニキビがあっても肌が乾燥していても可愛いものは可愛い。分かる。

 

しかし次だ「ブスはブスなんだからせめて肌くらい綺麗でいるべきだ。ブスがニキビだとか肌が汚いとか、救いようがない」らしい。厳しい一言だ。本人はそんなことを言うだけあって、肌が綺麗だ。毎日時間をかけてスキンケアをし、ニキビなどにも対処しているそう。

 

だがな!だがな!ニキビくらいできるんや!なんでか知らんができてしまうんや!肌のコンディションが良い日なんてそんなにないわ!!こちとら肌が弱いんじゃ!!すぐに荒れまくるんじゃ!!そんな…そんな厳しいこと言わんでくれい!!

 

気持ちは分からなくもない。ブスというスタートラインに立った以上、必死こいて手足を振っていかないと美女との差がえらいことになってしまう。肌の汚いブスが最悪なのはなんとなくわかってしまう。でも許してくれ。肌が協力的じゃないんだ。

 

 

 

三つ目、ブスは清潔感が大事。

 

 

美女は清潔感が不必要か?いや必要だな。じゃあブスは?その答えは「美女ですら清潔感が大事なのにブスは許されるとでも?」はい、ブスも清潔感が大切です。顔面偏差値高い人ほど清潔感がある気がする。

身だしなみをきちっとしてるイメージ。美女で不潔なんて見たことがない。ブスが不潔なのは見たことあるがな。

まず髪の毛。長いなら結べ。最低限結べ。満員電車に乗っているとよく分かるが、ボサボサ頭で髪の毛が長い、しかも結んでないとなると本当に最悪だ。汚い。それが自分の顔の前にあると叫びたくなるほど。嗚咽レベルで汚い。

これはぶっちゃけブスに多く見られる。可愛い子はそんなことないけど、まあ、可愛くても満員電車だと「この子の髪なんなの」と思うこともあるが。

あと、ハーフ結びっていうの?なんだっけ?両サイドから髪の毛を集めて一つに結ぶの。

髪の毛の内側部分は残して、外側の髪の毛だけ結ぶやつ。あれも満員電車だと嫌。一つに!!!結べ!!!顔に当たる!!!

 

 

 

ちょっと書くの疲れた。

今日はこの辺りにしておこう。

 

自分をブスブス言ってきたけど、でも割と自分の顔は嫌いじゃないというか。

確かに可愛くないし、写真撮るときなんか嫌だけどこの顔でずっと生きてきたから、愛着みたいなのも少しはあるわけで。

ブスなりに生きてるわ。わははは!!!