烏に単は似合わない

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阿部智里の烏シリーズ。

 

最近本屋に行くとよく見かける。

そしてまだ新刊が出ていることに気づいて、読まなければという使命感で近日私は学校の図書館に行くだろう。

 

この作品は謎解きファンタジー。一巻で完結なのかと思っていたが二巻を知ったときはすぐ様買っている親戚に借りた。

「烏に単は似合わない」は一巻目だ。

 

ネタバレになるので全部は語らないが、とにかく読んでほしい。

四人の后候補が「自分こそ后になる!」という勢いで衝突する。その中で、事件が起きていくのだが、ついに犯人が誰か分かる!と思い、誰だ誰だと読み進めていくと「まさか犯人がこいつだなんて!」と驚いた。どんでん返しとはまさにこのことだと感じた。

 

時間を忘れる程夢中になって読んだ。

 

物語も良いが、四人の后の性格もなかなか良かった。

個性豊かで、悪役の枠におさまっていたはずの后候補がすごく優しい人になったり。

意志が強そうな后候補が精神的に衰弱したりと、それぞれの人間に惹かれる要素が詰まっていた。

 

 

「烏に単は似合わない」ではなく「烏は主を選ばない」に登場する雪哉という少年が私は好きなのだが。それはおいて、「烏に単は似合わない」に登場する人物で一番好きなのは真赭の薄(ますほのすすき)かな.....。美女は好きだ。最初は「なんだこの女、腹立つな」と少し苛つきながら読んでいたが、最後になると「うおおおおおおおおおおおお、好きだあああああ」に変わった。

 

 

難しい文章ではなく、読みやすい。

何も難しいことを考えなくてもスラスラと読めて、世界観も自分好み。

 

 

最初、この作品を知人に紹介されたときは「烏ぅ??烏ってあの烏ぅ??」と、あまり期待せずに読んだ。

しかしこれがとても面白い。最近読んだ中では一番面白いし、当たりの作品だと思っている。

ここ最近は自分好みの小説がなかなか見つからず、色んな作品を読んでは右から左へ、内容やタイトルが通り抜けていた。著者にはありがとうと言いたい。こんな自分好みの作品をありがとう、と。

 

 

自分の語彙力ではあまり魅力を語れず、力不足を感じる。

でも!!とにかくたくさんの人に読んでほしい!!